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2014年10月公表「内部統制報告書」記載内容集計

投稿日時:2014年11月01日(土)

 2014年10月1日以降、10月31日までに公表された内部統制報告書について、「有効である」という結論以外となる報告書を提出した企業及びその内容は次のようになっています。

開示すべき重要な不備が存在すると表明した企業
2
重要な手続が実施できないと表明した企業
0

開示すべき重要な不備が存在すると表明した企業

382 ~ 383
企業名 マルマン株式会社 市場 東証JASDAQスタンダード
その内容

 下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり、開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。したがって、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でないと判断いたしました。
 

 当社は平成25年9月期の連結財務諸表及び個別財務諸表において、以下の会計処理に関し誤りのあることが判明したため、平成25年9月期第1四半期から第3四半期における四半期報告書並びに平成25年9月期の有価証券報告書について訂正報告書を提出いたしました。
 ①繰越欠損金にかかる繰延税金資産の計上における会計基準の適用の誤り
 ②連結子会社への貸付金に対する未収利息と貸倒引当金の計上に関する誤り
 ③持分法適用関連会社による子会社の吸収合併に関する会計処理の誤り
 上記の誤りが発生した原因は、それぞれ該当する会計基準等に関する理解不足及び当社の決算財務報告プロセスにおける該当項目の内部統制が不十分であるなど、正確な財務数値を作成するための当社の経理体制に起因した不備であり、全社的な観点で評価する決算・財務報告プロセスに開示すべき重要な不備があると判断いたしました。
 
 当社といたしましては、財務報告に係る内部統制の整備及び運用の重要性を強く認識しており、以下の方針に基づく再発防止策を講じ、財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備を是正してまいります。
 
 ①決算マニュアルの充実と相互チェック体制の確立
 ②経理人員の増強
 ③連結対象会社の管理体制の充実と決算処理に関する情報の共有化
 ④社内外の研修を通した経理・決算業務に関する基礎及び専門知識の習得
 ⑤外部専門家との連携と決算財務報告プロセスの再構築

付記事項

特記事項

監査法人 清和監査法人 監査意見

財務諸表監査:適正
内部統制監査:-

備考

上記の他に、以下の会計年度において、同様の内容で訂正内部統制報告書を提出している。
 第13期(平成23年10月1日~平成24年9月30日) 383

重要な手続きが実施できないと表明した企業

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