2026年8月1日以降、8月31日までに公表された内部統制報告書について、「有効である」という結論以外となる報告書を提出した企業及びその内容は次のようになっています。
| № | 1814~1818 | ||
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| 企業名 | 株式会社アドバンスクリエイト | 市場 | 東証プライム、福証、札証 |
| その内容 | 下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすものであり、開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。したがって、当事業年度末日時点において、当社グループの財務報告に係る内部統制は有効でないと判断いたしました。 記
当社は連結子会社の株式会社保険市場において、前連結会計年度末日後の会計監査の過程で、メディア事業及びメディアレップ事業の売上の一部について計上誤りがあったことが判明し、当該誤りが財務報告に与える影響が大きく重要性が高いと判断し、前連結会計年度末日において開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。なお、当該開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は全て前連結会計年度の連結財務諸表に反映されております。 具体的な不備の内容は以下のとおりです。 当該誤りは、広告掲載枠の確保・提供により履行義務が充足される取引の一部について、顧客との契約内容の変化に関する情報が営業部門から経理部門に適切に連携されず、根拠証憑が不十分であったため従来型の取引が継続しているものと誤認した結果、決算数値の確認手続が十分に実施されなかったことによるものです。注文書等詳細な取引の根拠証憑の検証体制が十分ではありませんでした。 ② 決算・財務報告プロセスにおける不備 売上報告及び売上計上の会計処理を行うにあたり、注文書等詳細な取引の根拠証憑の検証体制が十分ではありませんでした。 Ⅱ.広告取引の契約内容変更時における会計処理に必要十分な情報の認識不足 広告売上の売上計上において、役務提供(広告掲載)期間の終了及び売上回収が確認された売上計上済の取引について、事後に広告掲載期間が延長された場合には計上済の売上を修正する必要がありますが、変更内容の詳細が事業部門から経理部門に報告されず、経理部門による修正処理が行われませんでした。 顧客との契約内容や状況変化時の事前相談ルールの整備、売上計上の根拠証憑の見直し等、収益認識の会計処理判断に必要十分な情報が事業部門から経理部門に適時適切に共有される仕組みを整備いたします。 ② 売掛金の回収管理と延滞債権管理の強化 売掛金の回収管理と延滞債権管理を通じて、実態と会計処理の乖離を早期に発見できるよう検証体制を強化いたします。 ③ 広告取引の契約内容変更時における手続きの強化
当社は、外部機関からの指摘により、当社及び広告代理店事業を行う当社等における過年度の一部の広告取引、ソフトウェアの資産計上等において、不適切な会計処理が行われていた疑義が発覚いたしました。当社は、これらの疑義の事実関係の解明を図るために、独立性及び専門性を有する第三者(弁護士及び公認会計士等)による調査が必要であると判断し、第三者委員会を設置することといたしました。 ・経営者を絶対的視する企業風土により、情報開示・コミュニケーションについての透明性が不十分であり、また社外取締役に十分な情報が提供されず、取締役会、指名・報酬・ガバナンス委員会等によるガバナンスが有効に機能していませんでした。 Ⅱ.リスクの評価と対応の不備 ・経営者による絶対的な企業風土により、経営者の意向に沿うための不正が発生しやすい組織構造となっており、また不正について識別しても指摘しにくい環境が醸成されていました。 Ⅲ.統制活動の不備 ・内部監査や会計監査で発見された事項について適時に報告、対策がなされておらず、また社外取締役に情報が提供されず取締役会等での議論が不十分でありました。 Ⅳ.情報と伝達の不備 ・過度な業績プレッシャーにより経営者の「あるべき数値」に近づけるための実績報告がなされ、また、リスク認識が不足していたことで評価範囲外の業務プロセスから不備が発見されました。 ② 決算・財務報告プロセスにおける不備 決算処理を行うにあたり、経理部門の人員が不十分であり、広告売上にかかるチェック体制が十分ではありませんでした。 ソフトウェア、及びソフトウェア仮勘定プロセスにおいて、リスク認識が不足していたことにより統制が不十分でした。 売上計上の運用ルールとして必要としている証憑と異なる書類での会計処理が可能となっており、本来確認すべき取引根拠の検証体制が十分ではありませんでした。 Ⅱ.購買プロセスにおけるリスク認識の不足 外注費等発注の購買プロセスにおいて、バーター取引リスクを認識しておらず、費用支払先に対して売上を計上する取引について取引の経済合理性や広告掲載の実態等、取引全体を確認・検証する統制が不十分でした。 当社といたしましては、こうした状況を認識、個々の不備に対して再発防止策を策定・実行し適切な内部統制の整備・運用を図っていくために、ガバナンス体制を再構築し、そのうえで早期に業績を回復させることが重要な課題であると認識して改善に取り組んでまいります。 |
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| 付記事項 | 当社は前連結会計年度において、過年度の決算を訂正し、2020年9月期から2023年9月期までの有価証券報告書及び2022年9月期第2四半期から2024年9月期第2四半期までの四半期報告書について訂正報告書を提出いたしました。 (中略)
当社は連結子会社の株式会社保険市場において、前連結会計年度末日後の会計監査の過程で、メディア事業及びメディアレップ事業の売上の一部について計上誤りがあったことが判明し、当該誤りが財務報告に与える影響が大きく重要性が高いと判断し、前連結会計年度末日において開示すべき重要な不備に該当すると判断いたしました。なお、当該開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は全て前連結会計年度の連結財務諸表に反映されております。 ・売上計上項目の分類を再定義し売上計上根拠証憑に明記すること及び役務提供に係る証憑を追加することをルール化し、収益認識の会計処理判断に必要十分な情報が事業部門から経理部門に適時適切に共有される仕組みを整備し実行しております。 請求書発行は経理課が事業部門の依頼に基づいて行っておりますが、取引先の債務認識と当社の債権認識を一致させるため、原則売上計上と請求書発行を同月に行っております。イレギュラー発生時には都度事業部門から経理部門に連携し、収益認識の会計処理判断に必要十分な情報が事業部門から経理部門に適時適切に共有される仕組みを整備し実行しております。 以上 |
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| 特記事項 | - |
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| 監査法人 | あおい監査法人 | 監査意見 | 財務諸表監査:適正 |
| 備考 | 訂正内部統制報告書にて、第30期(2024/10/1-2025/9/30)の訂正を表明。 |
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| № | 1819~1824 | ||
|---|---|---|---|
| 企業名 | Abalance株式会社 | 市場 | 東証スタンダード |
| その内容 | 当社は、2024年3月13日の監査等委員会による有償支給取引に係る調査報告書及びそれに伴う有価証券報告書の訂正について再調査し、併せてその他の取引について精査する必要があると判断し、2025年9月2日に第三者委員会を設置いたしました。 1.重要情報及び重要な会計判断に関する情報共有及び検証体制が十分に機能しておらず、関係部署間で必要な情報の収集、伝達及び共有が適時かつ適切に行われていなかったこと
2.取締役会、監査等委員会、内部監査及び会計監査人による牽制・監督機能並びに相互牽制機能が十分に発揮されず、重要事項に対する検証、是正及びフォローアップが実効的に行われていなかったこと
3.関連当事者取引、非定型取引、海外子会社取引、重要な会計上の見積り及び開示判断に係る財務報告リスク並びに不正リスクについて、十分な識別、評価、再評価及び対応が行われていなかったこと
4.経理部門を中心とする財務報告関連部門において、業務の複雑性及び財務報告リスクに見合う人的基盤及び専門性が十分に確保されておらず、重要な会計判断、決算処理及び開示判断に係るレビュー及び検証機能が十分に機能していなかったこと
5.内部統制上の不備及び重要事項に対する是正措置並びにフォローアップを十分に機能させるためのモニタリング体制が整備及び運用されていなかったこと |
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| 付記事項 | 該当事項はありません。 |
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| 特記事項 | 該当事項はありません。 |
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| 監査法人 | 有限責任中部総合監査法人 | 監査意見 | 財務諸表監査:意見不表明 |
| 備考 | 上記の他に、以下の会計年度において、同様の内容で訂正内部統制報告書を提出している。 |
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| № | 1825 | ||
|---|---|---|---|
| 企業名 | サイバーステップホールディングス株式会社 | 市場 | 東証スタンダード |
| その内容 | 下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすものであり、開示すべき重要な不備に該当するため、当連結会計年度末日(2026年5月31日)現在において、当社グループの財務報告に係る内部統制は有効ではないと判断しました。 記
① 取締役会決議事項(1,000万円以上の投資・出資等)について、社外取締役を含めた取締役会での審議・承認を徹底します。
② 1,000万円以上の資金移動(前渡金・預託金を含む)の申請時に、経理部長及び財務部長が取締役会決議の有無を確認する体制とします。
(3)契約実務の見直し
① 譲渡対価等の支払時期は原則としてクロージング後とし、クロージング前の資金移動が必要な例外的な場合には、取締役会の事前承認を必須とします。
② 資金移動を申請する際には、決議日・契約締結日・支払予定日の整合性について、経理部長及び財務部長が最終確認を行います。
(4)意思決定・会議体運営に関する改善
① 覚書等で合意した保全措置について、財務部において四半期ごとに実在性および回収可能性の確認を行います。
② 当該保全措置の回収可能性等に疑義が生じた場合は、速やかに弁護士や公認会計士等の外部専門家へ相談する体制とします。
③ 必要に応じて、相手方への直接確認(確認書の送付等)を実施します。
① 事業計画との乖離や保全措置に懸念が生じた場合は、速やかに取締役会に報告し、対応策を検討する体制とします。
① 例外的な会計処理(契約変更、仮払金等の振替など)が発生する案件について、担当部署から財務部長への事前相談を義務化します。
② 勘定科目の修正・変更時における資産性・回収可能性の判定について、財務部長による確認を徹底します。
(2)財務・会計上の外部専門家意見の集積体制
① 複雑または不確実性の高い取引の会計処理に際しては、必要に応じて公認会計士等の外部専門家へ事前意見照会を行います。
② 専門家の見解を踏まえた処理方針について整理を行い、監査法人への迅速な提示・協議につなげます。
(3)監査法人との早期コミュニケーション強化
① 重要な契約変更や資金の返還請求等が発生した場合は、決算期末を待たずに監査法人へ速やかに相談・共有を図る運用とします。
② 会計上の留意事項や評価判断の根拠について早期に意見交換を行い、認識の齟齬を防ぐ体制を整備します。
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| 付記事項 | 「3 評価結果に関する事項」に記載した財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備について、当事業年度の末日(2026年5月31日)後に以下の事実が発生したため、付記いたします。
当社は、株式会社3rd(以下、「対象会社」)の事業計画の達成状況等に応じて譲渡価額の減額交渉を行うよりも、本件株式譲渡契約を合意解約した上で、譲渡価額全額の返還を受けることが当社の会計処理および財務リスク回避の観点から適切であると判断いたしました。
これに伴い、2026年7月14日開催の取締役会の承認を経て、売主との間で本件株式譲渡契約を合意解約し、本件株式譲渡契約に基づく譲渡価額全額(1,250百万円)の返還を受けること等を内容とする合意書を締結し、本件解約合意に基づき、2026年7月27日までに、売主から既に支払済みの取得価額1,250百万円の全額の返還を受け、同日付けで、当該取得価額全額の返還を受けることと引き換えに、当社が保有する対象会社の株式の全部を売主に返還いたしました。なお、現時点では、対象会社の株式を再取得する予定はございません。
当社は、「3 評価結果に関する事項」に記載した開示すべき重要な不備を認識し、再発防止に向けて当事業年度の末日以降、内部統制報告書提出日までに以下の是正措置を実施いたしました。
① 取締役会決議事項(1,000万円以上の投資・出資等)について、社外取締役を含めた取締役会での審議・承認を徹底するよう運用の厳格化および見直しを行いました。 ② 1,000万円以上の資金移動(前渡金・預託金等を含む)の申請時に、経理部長及び財務部長が取締役会決議の有無や事前確認(決議日・契約締結日・支払予定日の整合性確認)を行う確認体制を構築いたしました。 ③ 1,000万円以上の投資・出資等について、契約締結前における外部専門家によるデューデリジェンスおよび契約内容の確認を必須とするとともに、支払時期を原則クロージング後とする契約実務の見直しを行いました。 ④ 取締役会等の意思決定機関における事前検討を含めた付議事項の詳細確認、および議事録の速やかな確認・承認手続の徹底を図りました。 (2)実行後のモニタリング体制並びに決算・財務報告プロセスの強化 ① 覚書等で合意した保全措置について、財務部において四半期ごとに実在性および回収可能性の確認を行うとともに、疑義が生じた場合は速やかに外部専門家へ相談する体制を整備いたしました。 ② 事業計画との乖離や保全措置に懸念が生じた場合に、速やかに取締役会へ報告し対応策を検討する体制を強化いたしました。 ③ 例外的な会計処理(契約変更、仮払金等の振替等)が発生する案件における財務部長への事前相談、および勘定科目変更時等の資産性・回収可能性に関する判定確認を徹底いたしました。 ④ 複雑・不確実性の高い取引の会計処理に関して外部専門家への意見照会体制を整えるとともに、重要な契約変更や返還請求等の発生時における監査法人との早期協議体制を強化いたしました。 |
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| 特記事項 | 該当事項はありません。 |
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| 監査法人 | 監査法人アリア | 監査意見 | 財務諸表監査:適正 |
| 備考 | |||
| № | 1826 | ||
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| 企業名 | コタ株式会社 | 市場 | 東証プライム |
| その内容 | 2026年3月27日、第三者による不正アクセス(サイバー攻撃)により、一部のサーバー等がランサムウェアに感染しシステム障害が発生したことから、さらなる被害の拡大を防ぐために、すべてのサーバー等をネットワークから遮断する等の措置を実施いたしました。 |
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| 付記事項 | 当社は、本件を厳粛に受け止め経営上の重要課題の一つとして認識していることから、再発防止及びサイバーセキュリティのより一層の強化に取り組んでおります。 |
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| 特記事項 | 該当事項はありません。 |
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| 監査法人 | 監査法人和宏事務所 | 監査意見 | 財務諸表監査:適正 |
| 備考 | |||