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2011年9月公表「内部統制報告書」記載内容集計

投稿日時:2011年10月 3日 10:00

2011年9月1日以降、9月30日までに公表された内部統制報告書について、「有効である」という結論以外となる報告書を提出した企業及びその内容は次のようになっています。


■ 重要な欠陥が存在すると表明した企業


167 企業名 株式会社ゲートウェイ 市場 JASDAQグロース
その内容 下記に記載した財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼす可能性が高く、重要な欠陥に該当すると判断しました。従いまして、当連結会計年度末日において、当社の財務報告に係る内部統制は有効でないと判断しました。

 
1.全社的な視点で評価する決算・財務報告プロセスに係る内部統制の整備・運用状況におきまして、当社の連結子会社における会計処理、決算作業の検討体制が不十分なところがありました。
 これは、期中に取得した新規連結子会社において、適切な決算を適時に行うことができず、親会社としても、決算に関する指示指導が十分に行えなかったことによるものであります。

2.当社及び連結子会社における貸倒引当金等見積もりプロセスに係る内部統制の整備及び運用状況におきまして、複数個所について監査法人から誤りを指摘されました。  これは、貸倒引当金等見積もり項目における算定方法の理解が不十分だったこと等を原因とするところであります。

3.当社及び連結子会社における投資有価証券評価プロセスに係る内部統制の整備及び運用状況におきまして、当社の連結子会社における会計処理、決算作業の検討体制が不十分なところがありました。 これは、投資有価証券の評価方法に関する理解が不十分だったこと等を原因とするところであります。

 当連結会計年度末日までにこれらの不備が是正されなかった理由として、当社及び関係会社において、担当役員及び経理担当者の著しい変化がおきたことにより、当連結会計年度末日までに十分な引継ぎと是正にあたる準備ができなかったことによるものであります。
 一方、当社は財務報告に係る内部統制の整備及び運用の重要性は認識しており、今回重要な欠陥という判断にいたった、決算・財務報告プロセスや見積もり項目における内部統制の見直しを実施し、翌事業年度においては適切な内部統制の整備及び運用をおこなう方針であります。
 当社は評価結果に関する事項に記載された重要な欠陥を是正するために、当連結会計年度末日後、適切な内部統制の整備及び運用を行うための是正措置を推し進めていく方針であります。しかしながら、当社及び連結子会社において、経理担当者を始めとした管理部門の人材不足から、当該是正措置の推進が困難な状況がございます。
 このような状況を改善するために、当社は、資金調達を含め、当社の財務基盤を整備することにより、当社及び連結子会社の管理部門に対し、是正措置に必要な資本投下を行なうことができる体制の確立を目指しております。当社は、是正措置推進のための財務基盤を整備し、適切な内部統制の整備及び運用を行なうための是正措置を推進することができる人材の登用を行なうことにより、当社及び連結子会社の管理部門を強化し、以下の各号に関して、是正措置を行なう方針であります。
 ①決算・財務報告プロセスにおける連結子会社の管理体制見直し
 ②決算・財務報告プロセスにおける連結子会社の業務フロー見直し
 ③当社及び連結子会社における貸倒引当金等見積もり項目のチェック体制構築
 ④前各号に加え、当社及び連結子会社における会計処理に関する教育の徹底

付記事項 該当事項はありません。
監査法人 東京中央監査法人 監査意見 財務諸表監査:適正
内部統制監査:適正

■ 重要な手続が実施できないと表明した企業


24 企業名 日本産業ホールディングズ株式会社 市場 札幌アンビシャス
その内容 当社は、下記の重要な評価手続を実施できなかったために、評価対象とした平成23年6月30日現在の財務報告に係る内部統制のすべての重要な欠陥を特定することには至らず、最終的な評価結果を表明できないと判断いたしました。
 実施できなかった重要な評価手続は、以下のとおりであります。

・全社的な内部統制の評価手続
・決算・財務報告プロセスに係る内部統制の評価手続
・業務プロセスに係る内部統制の評価手続

 重要な評価手続が実施できなかった理由は、子会社であった株式会社アルファ・テクノロジー(平成22年10月12日付で所有株式全てを譲渡済)のモバイルカイト事業における収益計上の会計処理の妥当性について、平成22年10月12日付の社外調査委員会の調査報告及び平成23年8月5日の社内調査報告書をもって完了した結果、平成22年6月期第2四半期から平成23年6月期第3四半期までの決算短信及び第19期第2・3四半期訂正報告書、第19期有価証券報告書及び第20期第1・2・3四半期報告書の訂正を実施し、公表しております。過年度に亘る決算訂正、収益計上の会計処理の妥当性の全容解明及び両調査報告書を踏まえて全社的な統制をはじめとして、業務プロセス全般の不備を改善する必要があるため、その整備に時間を要し、当事業年度中において重要な評価手続きを実施することができませんでした。  
付記事項 平成23年7月29日開催の取締役会において、連結子会社であるロータスコスメビュート株式会社の所有株式全てを平成23年7月29日付で右田智子氏及び関美幸氏に対して譲渡する旨を決議し、同日に株式譲渡を実行いたしました。この子会社の譲渡は、翌期以降の当社の財務報告に係る内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす可能性があります。
特記事項 当社では財務報告に係る内部統制の整備及び運用の重要性を認識しており、社内調査委員会の調査結果を踏まえ、子会社の新規事業にみられたような事態を今後起こさないために、不備是正として再発防止策の策定・実行に着手し、財務報告に係る内部統制の整備及び運用を適切に実施してまいります。
監査法人 UHY東京監査法人 監査意見 財務諸表監査:適正
内部統制監査:意見不表明